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二十四節気の養生法【2026白露】最新配信(2026,9/7)→養生の知恵

最新コラム 中医学で読み解く「睡眠・夢・五臓」の話、掲載(2026,3/8)
【養生の知恵】「2.夢と眠りの養生コラム」 https://www.kyotorakurakudo.com/p/00027

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西から来る乾きを清まし、内側の土を厚くする

 露が降りはじめます。夜のあいだに地面が冷え、空気のなかの水蒸気が水にもどって、草の葉に宿る。白露という名は、そこから来ています。
 ところが、湿度計は下がりません。京都の平年値で、8月が66%、9月が67%、10月が68%。それでも空気1立方メートルにある水は、8月の18.5グラムから10月には10.7グラムへ。2か月で半分近くまで減っています。数字が動かないから、気づけないのですね。

 中医学では、秋の主気を燥といいます。そして肺は、五臓でとりわけ乾きに弱い臓。《黄帝内経》は「肺は竅を鼻に開く」と記しました。鼻は、肺がからだの外へ開けている、たった一つの窓です。
白露の養生法は、二つで組み立てます。
 清燥潤肺 — 外から来る乾きを清まし、削られた潤いを補う。
 培土生金 — 五行では土が金を生み、脾は肺の母にあたります。

毎年おなじ季節におなじところをやられるなら、迎え撃つだけでは足りません。土台のほうを厚くしておく。
香りで窓を開き、豆で土を養う。白露の二品は、この二つをそのまま形にしました。

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 茉莉花茶、玫瑰花、そして玉胡蝶(ぎょくこちょう)。ジャスミンの香りのお茶と思って飲んでおられた方も多いかもしれません。けれど、この三味目が効いています。  玉胡蝶は木蝴蝶とも呼ばれる生薬。性は微苦甘涼、肺・肝・胃に帰します。働きは清肺利咽 — 肺と喉のための一味が、はじめから入っていたのです。  湯を注いだ瞬間に立ちのぼる、あの香り。それをちゃんと受け取れているかどうか。白露の朝、ご自分の鼻に尋ねてみてください。

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 蓮の実、金時豆、黒豆、小豆、緑豆、そして陳皮。健脾益腎、安神補血、理気化湿 — 培土生金そのものの顔ぶれです。  なかでも陳皮は、理気健脾でありながら同時に燥湿化痰。脾と肺の両方に働く、数少ない素材です。  豆は五穀のなかま。土から生まれて、土を養うもの。甘くいただきながら、内側に土が盛られていきます。

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